エンジニアはどこへゆくのか 〜電機メーカ開発者の悩める日々~

組み込み系エンジニア。新卒でメーカに入社してからの日々。思ったこと、考えたことを書いていく。1回転職した。

メーカーの同期ってどんな感じ?

  • 同期について思うこと

 入社してからずっと付き合うのが同期で、技術系の同期だけでもけっこうな数がいます。3ヶ月も経てばいろんな人達と関わったり、話したり、一緒にグループワークしたりします。そんな同期を見渡して思うこと。

1.大したことない
2.中にはすげーと思えるやつもいる
3.ちょっとホッとするときもある

1.大したことない
 最初の研修でグループワークやらグループディスカッションやら何度もやらされました。テーマは仕事に対する姿勢だったり、作業工程を改善したりということ。
 6人くらいいたら2人はいらない。目的を把握してないのは論外だが、途中で忘れちゃうやつって1人はいます。生産的な意見を言わないやつや唯話したいだけのやつとかもいます。目的に沿って始めから生産的に議論して、方向が決まったら作業を振り分けて進行していったのは何回あっただろう。ほとんどなかったと思います。
 茶々を入れる、人任せ、リーダーの責任を負うのがめんどくさいという人間が多すぎる気がします。ざっと半分以上はそういう感情を持って動かない。大学院まで出ても時間感覚の甘さや進行の下手さがひどい。100歩譲って新入社員だから仕方ないとしても、甘えすぎな部分は否めない。それなのに自分がリーダーをやればもっとうまくできたと思っている。
 ざっと半分くらいの人間が甘えを持っているので、経験を積もうとしない。だから、進歩しない。今までもきっとそうだったんだろう。普通の人間なのだから、経験しないとできない。そこをわかっていないようだ。

2.中にはすげーと思えるやつもいる
 ざっと1〜2割かな。もっと少ないかも。例えば専門分野を聞いたら、こっちのバックグラウンドと質問の意図を把握するのが速い。そして、わかりやすく面白く説明できる。プレゼンテーションが、うまいとかいうレベルではなくTEDみたい!という人。始めからグループワークのクオリティを高められるリーダー。
 要するに、すげー!と印象に残る人達がいるのです。一部に。フツーの人達は専門を聞いても何言ってるかわからないorわかるけど面白くない。
 こっちの興味を惹きつけて離さない。そんな人達に会えたのは勉強になります。そして同期なので得意分野のポイントを簡単に教えてくれる。
 そんな同期と会うと質問して教わってます。しかし、この先教わるだけでは関係は続かないはず。つまり、自分が相手に教えられることを持たないといけない。それが得意分野であり、専門性だと思います。現時点で自分の得意分野は、発表の印象がいい、目的を意識した仕事ができる、議論のときにちょっと客観的な視点から見たアイデアを出せるという程度かな。人に教えられるだけの分野はありません。何か探して上手くなります。

3.ちょっとホッとする
 上記のように同期というのは、できるやつが少なくて、大したこと無いやつばかりです。だから、あまりべったりすると大したことないようになりそうで怖いです。そして、自分の時間を持ってもっと勉強したいとも思います。私はあんまり付き合いよくないです。
 でも、たまに飲んだり、職場で話したりするとなんだかホッとする部分もあるし、気分が変わって自分もがんばるかと思えてきます。私の中では同僚以上友達以下くらいかな。

  • まとめ

 同期は1、2割のできないやつと残りのたいしたことないやつ。
 でもその存在に救われる部分もある。
 刺激し合いつつ、馴れ合いにならないように楽しくやっていきたいです。