エンジニアはどこへゆくのか 〜電機メーカ開発者の悩める日々~

組み込み系エンジニア。新卒でメーカに入社してからの日々。思ったこと、考えたことを書いていく。1回転職した。

残業できないのもつらいですね。仕事終わらないのでね。

■残業規制はありんすよ
三六協定で残業時間には上限があります。大企業なので守らないといけません。ということで最近は21時には帰らなあかん。帰らないとメッチャ怒られる。始末書である。

時間には限りがある。しっかし、業務量から考えるとムリだろう。時間内に終わらない。特許書いたり設計項目チェックしたり、AI潰したり、トラブル対応したり。むりだよ。終わらないよ。

時間が足りません、は通用しないので効率化が求められるわけです。ただペーペーの二年目にそんなもの求められても初トライばかりの仕事なんで効率化以前の問題なんですよ。

■時間をください
実験とか自分の頭で考えないとできるようにならないし、その過程の知識や技術が身につかないんすよ。だから、時間ください。残業をもっと。残業代いりませんからもっと自由にさせてください。

■上の人達
今、上の立場にいる人達って残業の概念がないような働き方してきたんじゃないすか。日付越えてから実験始めたとか、会社泊まってたとか。それだけ仕事に時間とエネルギーを費やしてきた人達と比べられても。若手が効率化を考えるなら、とにかく最初は時間をかけることでしょう。ゆっくりでも着実に技術やノウハウ吸収できれば、そのうち効率化できるようになるよ。

ワークライフバランス
残業規制の一つにワークライフバランスなんつーめんどくさい考えがあって。時間を有効に使ってライフも大切にしてね、と。うるっせーよ。仕事終わらねーとライフに集中できねーんだよ。逆にワークがうまくまわってりゃ、多少時間がなくてもライフも大切にしますよ。

仕事終わらないってそれだけでけっこうな精神的負荷。おまけに着実に技術が身についてる自信もなければ不安は増していき、もう全然楽しくない。精神的につらい。

■だから
時間をください。社畜でいいです。今仕事に集中した時間はいずれ効率化につながりますから。ワークをさせてもらえりゃライフも充実しますから。

以上、若手の叫びでした。