夏期休暇があるので長期休暇について少し考えた。
会社では10日ほどの夏休みがあります。
そこで新入社員が思ったこと2つ
-長期休暇って短くない?
-この先10年以上は2〜3ヶ月休めないのか
-長期休暇って短くない?
10日間って短いよね。実家に帰って友人に会ったり、事務的な雑務をこなすだけでかなりの時間取られます。休んでられない。
でも、それってみんな同じ。実家に帰ったり、海外旅行行ったりしてちょっと短いかなという期日で設定されているのでしょう。
-この先10年以上は2〜3ヶ月休めないのか
こっちの方が重要な話。この先2〜3ヶ月の休暇は取れません。夏季休暇に有休を付けても3週間くらいでしょう。
2〜3ヶ月、6ヶ月、1年などの休みがあれば何ができるか考えてみましょう。
・海外に長期滞在ができる。
語学を身に付ける時間が取れます。
「1週間で9カ国」みたいな無茶なプランでまわらなくてよい。その国の文化が理解できる。
・家族サービスにもメリハリがつけられる
普段バリバリ働いても、この期間にゆっくり家族との絆を深めることができます。
・勉強できる
2〜3ヶ月集中して勉強すればかなり学べます。同様にスキルを身に付けられます。
・仕事を期間単位で考えることができる
プロジェクトが終わるごとに数ヶ月の休暇が取れればメリハリつきますよね。
しかし、現実的に数ヶ月の休暇は取れません。なぜか?
エンジニアというか開発部隊は、基本的にチームでプロジェクトに取り組みます。チームの中で担当する技術や役割があります。数ヶ月抜けてしまうとそこがぽっかり空いてしまいます。締切もあります。他人に迷惑がかかってしまうので休むわけにはいきません。
プロジェクトの合間に休むという可能性について考えてみます。プロジェクトは2,3年周期で行われます。1つのプロジェクトが終わって、次のプロジェクトが始まるまで数ヶ月あればいいんですが、そんなに間はありません。プロジェクトのメンバー皆が数ヶ月も休むわけにもいかないでしょう。
ではどうしましょうか。発想の転換です。始めから長期休暇を取るシステムを組みましょう。
長期休暇を交代で取っても困らないチームを組めばいいのです。誰かが数ヶ月いなくてもカバーできる人数や構成や役割の分担です。これができれば数ヶ月の休暇も取れます。
しかし、課題は多いですね。企業では人をどんどん減らしてるのにチームの人数は増えてしまう。役割の分担というが、高度な専門技術は各人によって違うので分担しにくい。少人数のチーム(例えば機械1人、電気1人、ソフト1人)では人数が倍増してしまう可能性も。
うーん。。。難しそうです。しかし、実現できそうな気もします。仕事の人数構成や役割を調整したり、普段の休日を減らしてプロジェクトを進めたりということも必要になりそうです。
現実的には転職する合間に休暇を取ることになりそうですね。今のところ転職する気はないので考えられませんが。
・そろそろまとめ
今の自分のポジションでは数ヶ月の休暇取得は無理ですねwというか、1年目なんて数ヶ月休むより仕事してる方が勉強になりますから。
いずれエラくなったらやりたい。と思ったのですが、おそらく大企業で休みの取り方を変えるというのはかな〜りエラくならんといかんですね。それより自分の会社作って休みのシステム作る方が簡単ですね、起業するかは別として。
この先ずーっと仕事と思ってダラダラ働くよりも、バリバリ働いてしっかり休む方がいい気がします。
以上です。