エンジニアはどこへゆくのか 〜電機メーカ開発者の悩める日々~

組み込み系エンジニア。新卒でメーカに入社してからの日々。思ったこと、考えたことを書いていく。1回転職した。

以前のチーフと飲んだくれた話

前の設計部屋の歓送会があったので、そこでの話を。

三次会まで参加して、僕が入社して最初に参加したチームのリーダーさん(以下チーフ)と飲んで話しました。そのチームでは結局量産立ち上げまでやりました。

今までチーフとはあんまり親しく話したことがなかったんですね。付け入るスキがない人だし、おっかないし。でも、三次会なんでもう2人とも酔っ払ってて。僕は、チーフの下で泣きそうになりながら書類書いただとか、ちきしょうと思ってばかりだったとか。でもやっぱりあなたがチーフであるべきであって、そうでなければあの立ち上げはできなかったとか生意気なことをしゃべってて。チーフは、おまえはそんなこと考えてたのかとか、確かに中国でがんばってたなとか言ってました。今回良かったと思うのが、自分の思いとか熱とかそういったものを伝えられたことかなと。たぶんチーフにストレートに思いを伝えられる人って少ない。でもチーフは下の人達を気にしてる部分はあるし、チーフ自身にも熱い部分がある。そこに自分のメッセージを投げ入れることができたと思う。伝わったかどうかはわからない。でも最後に、製品設計に戻ってこい的なことを言われたような言われてないような。

チームはヘビーで、チーフはきつかったがとっても勉強になりました。たぶん自分が製品設計離れるから最後まで付き合ってくれたんじゃないかと勝手に解釈しつつ、それがチーフのあんまり見せない優しさなんだろうなと感謝しときます。

しばらく製品設計を離れて視野を広げて考えていきます。