エンジニアはどこへゆくのか 〜電機メーカ開発者の悩める日々~

組み込み系エンジニア。新卒でメーカに入社してからの日々。思ったこと、考えたことを書いていく。1回転職した。

ここ!ここのために設計してるんだよ!

配属されて1年半。よくわからないまま設計業務をやってきた。

その間ずっと審議だ。出図だ。品質で異常が出た。対応だ。と、急かされるままに働いてきた。何を感じていたかというと、なんかよくわからんけど忙しいのが設計であり、ゴールがないような気がしていた。

今回製品立ち上げに来てわかったことがある。

何のために設計してきたのか。いつのために設計してきたのか。どこがゴールなのか。

ここでした。

製品を作るために。量産しても一定の品質を満たすために。その準備が設計という業務だった。

現場に来て納得した。みんなこのためにがんばっていたのだ。自分もこのために設計業務をしてきたのだと。

今回現場に来なければ腹落ちしないままだったと思う。日々の業務をテキトーにやっていたと思う。

やっぱばらつきはダメだよ。量産に耐えられないとダメだよ。作れないと売れないからね。設計とはそのための準備。