エンジニアはどこへゆくのか 〜電機メーカ開発者の悩める日々~

組み込み系エンジニア。新卒でメーカに入社してからの日々。思ったこと、考えたことを書いていく。1回転職した。

プログラムも書きます。えぇ、何でもしますとも。

数ヶ月前まで製品設計にいました。そこでは電気HWの開発やってました。具体的には基板設計ですね。回路図書いてパターン設計して基板を作製して、さらに修正して基板を作り込んでいくというのがメイン業務。今の部署でも基板設計はやるんですが、業務の一部でしかないのです。今はシステムを作り上げるのが目的で、基板設計はそれを実現するための一業務ということ。

さてシステムを作るには頭脳を作らないといけません。マイコンを使った組み込みシステムなので、SWを作らねばなりません。ということで、C言語書いてます。配列とかポインタとか構造体とか。あったなー、大学時代聞いたことあるなーレベルなんだけどゆっくり勉強してる暇もない。つーことで、2、3日でなんとかプログラム書きました。必死になると違うんだなぁと思います。そして、プログラム面白い。どうしてもっと早くやらなかったのか。忙しかったし必要なかったからなんだけど。さて明日もソフト屋としてがんばるか。

大企業というところは業務と責任が細分化されてます。利益に直結する製品開発になるとますます細分化されます。そうなるとHW屋は基板設計しかしません。でも不思議ですよね。マイコンが載った基板なのにマイコンのことは全く知らない。そうなると製品設計者ではなく単なる基板屋なんじゃないかと思うんだけどどうでしょう。逆にソフト屋は基板を全く知らず、ハンダ付けもできないなんてことになります。

システム全体を設計できた方がおもしろいなぁと最近思っています。