エンジニアはどこへゆくのか 〜電機メーカ開発者の悩める日々~

組み込み系エンジニア。新卒でメーカに入社してからの日々。思ったこと、考えたことを書いていく。1回転職した。

ワークライフバランスなんてバカ言ってんじゃねえ話

ワークライフバランス
ワークライフバランスを意識しよう。世の中の建前的にそう言われている。昔のサラリーマンのイメージだったモーレツ社員とか熱血社員ではなく、仕事はしっかり働きつつ、オフを充実させようと。

■今の状況
すごいスピードで世の中は変化している。技術の進化はどんどん速くなり、仕事に求められるスピードも当然速くなる。どんどんアウトプットしていかなければならない。これが今の状況。

■オフについて
そんな中、オフは仕事しません、ではやっていけない。メリハリをつけるのは大事かもしれないが、「オフは仕事と関係ない趣味を充実させます」とか「仕事のことは考えません」では流れに取り残されてしまうだろう。

自分を顧みて、その通りだと思う。オフは仕事のことを考えなかったり、出かけてリフレッシュを試みたりしていた。しかし、そんなのんびりしたことを言ってられなくなってきた。仕事が追いつかないのだ。考えることは山ほどある。例え、セキュリティの関係上、仕事のデータや資料を家に持ち帰れないとしても、やるべきことは尽きない。仕事について考えることはどこでも可能だ。

■競争
仕事について考えることがどこでも可能ならば、やる気のある人は仕事をしていることになる。自分がオフに何もしなくても、だ。その生活が続けば大きな差になって現れるのは当然だ。仕事に費やした時間が明らかに違うのだから。また、オフ時間を仕事に捧げてきた人達と渡り合うためにもオフ時間でも仕事をするのは必要ではないか。

■主張
結局ワークライフバランスなんて、そんな悠長なこと言ってられるか!というのが今の考え。オフも仕事しねーと間にあわねーよ!という話。

■補足1:要領
仕事が時間内に終わらないのは要領が悪いから。そんな反論がありそう。確かにそれもあるのだが要領を改善するのも仕事だし、それについて考えるのも仕事のうちとした。結局、バリバリ仕事していく中で要領も改善されていくという考え。

■補足2:仕事について「考える」と「悩む」は違う
仕事について考えることは必要で、仕事に直結する。例えば、仕事の目的を達成するためにどっちの手段がよいか考える。どちらが速いか、安いか、精度はどうか、と。しかし、悩むのは違う。大変だ…どうしよう…いやだ…やめたい…。仕事のアウトプットに全く関係ない。さらに精神面にも悪影響だ。悩むくらいなら遊んだほうがいい。この点ではワークライフバランスに賛同する。

■まとめ
今、仕事しとかないとやばい気がする。5年後10年後を考えるとのんびり過ごすなんて恐ろしい。悠長なこと言ってる余裕はないんです。