エンジニアはどこへゆくのか 〜電機メーカ開発者の悩める日々~

組み込み系エンジニア。新卒でメーカに入社してからの日々。思ったこと、考えたことを書いていく。1回転職した。

特許書けない。書きたくない。

◆特許を書かねば
設計者は特許を書かねばならない。それは会社の技術を守るためであり、競合他社に対してアドバンテージを持つためである。つまり、技術者にとって特許を書くこと=攻撃かつ守備なのである。そして、特許件数は株主へのアピールにもなる。

◆よって
私は書かねばならない。アイデアはある。なんとかかんとかひねり出したしょーもないアイデアで、会社を有利にするものでもなければ、他社が実施してもこっちから判別しようがないアイデアである。

◆書かないといけないんだけども
ついつい目先の業務に追われて、特許は後回しになってしまう。もうかなり引き延ばしてるなあ。全然書けないまま数ヶ月放置。もう内容も忘れた。困った。

◆いつ書くの?
書く時間ないんだけど。図面出さないわけにはいかないでしょ。そのための検討やってたら、もういっぱいいっぱいだよ。時間ないよ。

◆しっかしサラリーマンなので
やらねばならん。家で考え、会社で文書を書き、上司から差し戻され、家で考え、会社で文書を書く。何往復するだろうか。何せ初めてなもんで。時間かかりそうだから早くやらねばならない。しかし、やる時間ないよ。ループだ。

◆やろう!とか思わんけど
ちょっとずつやるか。とりあえず出だしだけ書いて先輩に見せよう。