エンジニアはどこへゆくのか 〜電機メーカ開発者の悩める日々~

組み込み系エンジニア。新卒でメーカに入社してからの日々。思ったこと、考えたことを書いていく。1回転職した。

明日のために。あさってのために。5年後のために。

■気になるのは目先のことばかり
回路図を今週中に出す。あの検討を明日のチェックポイントまでに終える。プレゼン資料を午後までに。30分でデータの解析を。今すぐあの件で電話して。

とかく仕事に追われる日々です。目先のことしか見えなくなります。ホントに。

そもそもの目的は何だっけ?それよりあと5分でデータまとめないと。←こんなおかしなことになる。

あれってどういう意味?後で聞こう。←忘れる。

目先のことばかり追っていると何も蓄積しないことになります。

■目先の仕事よりも大切なことがある
ぽっと出てきた単語の意味がわからなくても困るだけです。聞いたら教えてくれます。しかし、5年後に同じ意味を知らなかったら、そんなことも知らないの?ってなる。確実になります。技術系単語の意味も知らずに話してる人なんて信用されませんよね。

そして、わからないことをそのままにしておくと仕事は先に進まなかったり、間違った方向に進んだりします。それは仕事ができないということ。始めに聞いたらわかることを放っといてミス。これを5年後にやってると呆れられますよね。

つまり、後回しにすることは自分の信用を失うことに近い。将来の信用を築くために今わからないこを潰していこう。今時間をかけて考えること、理解していくことは将来のためです。5年後、10年後に仕事をするためです。

■効果はすぐに出ることも
ちなみに効果はすぐに出ることもありあmす。今聞いた単語が明日出るかもしれません。狭い世界の技術をやっているとよくあります。だから、その意味でも基本は抑えて前に進むことは大切です。

■コツコツは加速度を持つ
コツコツとわからないことを潰し、単語をストックしていけばきっとわかる単語はどんどん増えていきます。いずれはその語彙同士が繋がって一つの分野を理解することになります。そうなればスッと腹落ちがして、その分野は自分のものになります。

■わからないことはコツコツと
理解していきましょう。潰していきましょう。
あんまり目先のことばかり考えるのはやめましょう。
5年後に仕事できればいいんです。と自分を納得させてみる。

わかっちゃいるんだけどねー。