エンジニアはどこへゆくのか 〜電機メーカ開発者の悩める日々~

組み込み系エンジニア。新卒でメーカに入社してからの日々。思ったこと、考えたことを書いていく。1回転職した。

自由時間の喪失。マイライフwithワイフwithベイビィ。いつやるか、何するか考えた。

■独身時代
帰宅後や休日に何をしようが自由です。誰にも何も言われません。何をするか、いつするか全ては自由です。出かけるもよし、カラオケもよし、家でゴロゴロもOK、1日中寝ててもOK。

■結婚生活
結婚すると2人で生活するので、帰宅後や休日、何をするか相手の思考を伺います。買い物に行ったり、家事をしたりしなければなりません。自分のタイミングややりたいことだけを優先できなくなります。帰宅後は風呂のタイミングもあるし、食事も一緒にしたいです。休日に2人でカラオケはいいかもしれませんが、1日中寝るのはNGでしょう。結婚相手は常識人がいいですが、常識人から見ると休日に寝て過ごすなんてあり得ません。家でゴロゴロしてるのも小言を言われるでしょう。何をするか、いつするか自分だけでは決められません。とはいえ、それでも相手が何かしているとき、不在のときなど自分の自由にできる時間は意外とあるものです。

■子どもが産まれて
ますます時間がなくなりんす。出かけるだけで一苦労。チャイルドシートにベビーカーにと荷物も増えるし、人ごみはムリ。行く場所に制約ができます。買い物行くだけでも大変です。よって、何やるかに制限がかかってきます。特に生後数ヶ月はあまり外出はできない。カラオケとかゆっくりお買い物とかなかなか厳しい。

そして、赤ちゃんは泣きます。ミルクがほしい、オムツを替えて、おしゃぶりをちょーだい、抱っこして。優先度一位なので、自分の作業を中断せねばなりません。

ここで、いつやるかについては制限がかかります。
赤ちゃんが寝ているとき、おとなしいとき、嫁が赤ちゃんの世話をしているときのみです。嫁がずっと見てくれると楽なのですが、嫁にも都合はあるのでなかなか難しい。平日はずっと見てくれてるわけだし。

■限られた時間で何をやるか
自分でタイミングを決められず、時間も限られています。何をやるか絞らなければなりません。考えなければなりません。
ちょっと振り返ってみると、まとまった時間は30分くらいなら取れる感触です。いつ中断させられるかわからないけど、うまいこと泣かなければ30分。
そこで、30分で完結するタスクをたくさん作っておくことにしました。例えば、本を1章だけ読む。特許の要約だけ理解する。回路の一部分だけ仕様を確認しておくetc。
これで何やるかは大体決まってきました。優先順位が高い方から仕事関連の勉強、趣味の読書、運動。運動までしない気もするが。

■いつやるか
先ほどの制限から考えてこれは決まっています。
赤ちゃんが寝た瞬間・おとなしくなった瞬間がスタートで、泣いた瞬間が終わりです。とてもわかりやすい。自分のタイミングなど存在しないため、逆にクリアですね。

■まとめ
いつやるか?→赤ちゃんが寝てから泣くまで。
何やるか?→30分タスク。仕事関連勉強、読書。