エンジニアはどこへゆくのか 〜電機メーカ開発者の悩める日々~

組み込み系エンジニア。新卒でメーカに入社してからの日々。思ったこと、考えたことを書いていく。1回転職した。

仕事は会社で...やらねば他に時間もないよね。アウトプットを通して勉強する。

■自分のために使える時間は少ない
学生との大きな違いですよね。仕事=アウトプットです。常にアウトプットを求められる。そんな中で自分の考えをゆっくり整理したり、丁寧にお勉強したりする時間はありません。

■家でやろうは甘い
そこで新人が考えてしまうこと。家で勉強しよう。昼休みに勉強しよう。朝早出して勉強しよう。以上、甘いです。なぜなら、そんな悠長な時間はないからです。

残業して帰ったらもうヘトヘトですよね。昼休みなんて一瞬ですよね。朝早出しても勉強するよりやらなきゃいけない仕事はありますよね。つまり、わざわざ勉強のために時間を取っていられない。休日くらいでしょう。だからといって、平日に理解できなかったところを休日にまとめて勉強するほどの時間も気力もないです。有識者に聞かないとわからない部分も多々あるし。

ということで、仕事を進めると同時に勉強していかねばなりません。結局できないことがわかってるのに「家でやろう」と思うのは、ただの先送りになってしまいます。

■いつやるの?どうやるの?
仕事しながらでしょ。アウトプットしながらでしょ。
アウトプットのために必要な知識を埋めていく。人に聞く、資料を探す、とにかく埋めていく。自分で考えてデータも採る。そして、完全に理解できてなくてもまとめる。自分で結論を述べる。他人に説明する。ここまでで半分かな。

そこからフィードバックが来る。質問攻めに合う。あまりにも理解が乏しくて怒られることもある。

検討の甘さを知る。理解できてない部分が明らかになる。資料を修正する。そのためにまた人に聞く。資料を探す。データを採る。

以上を繰り返し行うことで、その分野に関する知識が付く。それこそ設計として見るべき観点や必要な知識から吸収していくことになる。これが仕事をしながらの勉強。

■他の分野でも応用
設計として見るべき観点がわかると、担当分野が変わったときにも応用可能。というのは、どういう勉強をすればいいかわかる。何を聞けばいいか、誰に聞けばいいかわかる。つまり、会社での勉強の仕方がわかっていることになる。

■じゃあ、今が大事ですね
会社ではアウトプットを通して勉強するっきゃない。それが一番の早道だと思う。
時間がないから気づいた。会社でのアウトプットを有効に勉強につなげよう。

■まとめ
プライベートの時間ってほんと少ないから仕事してらんないのよ。他にもやらなきゃなんないことあるしなあ。