エンジニアはどこへゆくのか 〜電機メーカ開発者の悩める日々~

組み込み系エンジニア。新卒でメーカに入社してからの日々。思ったこと、考えたことを書いていく。1回転職した。

今年を振り返って思うことと来年の目標を考えてみる。

2014は何をやってたでしょうか?
1〜3月  製品立ち上げの工場生産前準備
4〜6月  立ち上げ 中国出張 トラブル対応
7〜9月  トラブル対応 特許執筆
10〜12月 新チームへ移動

春〜夏にかけてはかなりハードでした。製品を市場に送り出すというのは大変なことであると学びました。そして、作り込めてないとトラブルはやっぱり起きますよと学びました。設計の大変さを垣間見た感じがします。次の製品では上記の学んだことを活かしたいと思います。

ところで!気になる今年の残業時間ですが。年間!トータルで!ついに!500時間を超えました!

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残業のない部署の同期と比べて100万くらい多くもらってる計算になりんすね。確かによく働いた気がします。

しかしながら、考えたこともあって。そんだけ残業してれば家族との時間も減るし、物事についてゆっくり考える時間も減ります。ここで一つの問いが生まれます。

ホントに500時間の残業は必要だったのか?

即答できません。仮に残業の必要性を考えながら、やっていたとすれば答えられるはず。そして、業務を振り返ってみると500時間残業しないとできなかった業務でもない気がします。例えば、仕様を考える。回路の定数計算をする。これらは紙と鉛筆があればできることであり、会社でやらなければいけないことではないのです。

仕事を家に持ち帰らないという意見はあっても設計なんて半分趣味じゃないとやってらんない仕事だと思っています。その意味では家で考えるのにも抵抗はないですね。ゆっくり考えるの楽しいし。

それに加えて家にいるということが、嫁や子どもに対してよいことと感じています。同じ空間にいることを大切にしたいですね。

つーことで来年は、

必要なき残業はしない

ことを目標に掲げておきます。