エンジニアはどこへゆくのか 〜電機メーカ開発者の悩める日々~

組み込み系エンジニア。新卒でメーカに入社してからの日々。思ったこと、考えたことを書いていく。1回転職した。

福利厚生がいいと年収(というか使える金額)は100万円くらい違うんだけどあまり当てにしてはいけない。

就活生は平均給与を見て会社を比較すると思います。自分もしてました。ただやっかいなことに、給与額には表れない福利厚生というものがあるのですね。福利厚生には、家族手当、家賃補助、社員寮、保養所、年金系、持ち株、提携先企業の割引などいろいろと種類があります。それも会社によって全然違う。だから調べ尽くすのは無理じゃないかな。社員でもよくわかってないことも多い。

 

しかし、この福利厚生がつくとつかないでは実際に使えるお金が全然違ってくる。あるとないでは100万円違う場合も。ていうか自分は前職と比べて福利厚生によって、いい方に100万円くらい違っている。手当に加えてレンタカーの割引とかいろいろ合算するとね。

 

福利厚生がいい会社ってことで、けっこう期待して転職したので狙い通りといえばそうなんです。しかし。福利厚生に期待して会社を選ぶのも割とリスクあるなと思ったんです。

 

ていうのが、会社は正社員の給与を下げることはない。昇給が少なくても下がることは基本的にない。ボーナスも景気が悪くても、最低いくらっていう額は変わらない。

 

しかし、福利厚生は変わるんですね。ザクッとなくなったり、この提携はやめたやめた!ってなったり。確かに会社の経営が苦しくなってるのに福利厚生でお金ないです、って奇妙な話ですからね。

 

今ありがたく享受している福利厚生もなくなっていきそうなんで、そんなふわふわとしたものに期待してキャリアを選択するのは間違っているなあと思った次第であります。

(現職を福利厚生だけで選んだわけではありませんが魅力的だったのは確かです。)