エンジニアはどこへゆくのか 〜電機メーカ開発者の悩める日々~

組み込み系エンジニア。新卒でメーカに入社してからの日々。思ったこと、考えたことを書いていく。1回転職した。

やめない理由の1つとして。給与の話。

前回のブログでもうしばらく仕事続けると書きました。
続ける理由としては、スキルを磨くとかもう少し仕事や会社、業界のことを知りたいというのがあります。
しかし、理由として「給与」もあります。今回はその話。

■給与の満足度
働くと給与がもらえます。これが無いと生活できません。
じゃあ、最低限生活に困らない程度もらえればいいかというと、もう少し欲しいかなと。貯金もしたいし、欲しいものも買いたい。

そこで、今もらっている給与への満足度を考えます。
基準は自分が会社に貢献した度合い。その対価として、給与をもらうと考えます。
ものすごく働いてアウトプット出して貢献して月30万と、全然働かずに月30万だと後者の方が満足度は高いとします。
今の自分は後者です。ほぼアウトプットもしてないし、価値も生んでないのに月にそこそこの給与をもらっている状態です。残業代も付いてます。つまり、満足度メッチャ高いよ。

■転職した場合
間違いなく、今の会社を辞めて転職してもこれだけの給与はもらえません。なぜなら、仕事できないから。そして、これがやめない理由(の1つ)。

■ちょっと脱線して就活の話
就活生に大企業が人気なのは、これ大きいと思います。1年目から、仕事できなくてもしっかり給与もらえます。ベンチャーでバリバリ働いて実力付けたい人や起業したい人もいると思います。しかし、やっぱりそこそこ働いて余暇を楽しみつつ、まあまあの給与が欲しい→大企業。
こうなりますよねー。実際、その通りだし。

■この給与は何のためか?
仕事の対価としての給与を考えた場合、今の自分には不釣合い。では、なぜ会社はそれだけの給与を払ってくれるのか?

1.優秀な人材を集めるために給与を高く設定している
2.数年後、数十年後に価値を生む人材に育てるための投資

就活中は1の理由。今は入社後なので2の投資ですね。
会社は自分のポテンシャルに期待して、今の給与を払っている。と解釈します。
早くそれに見合うだけの人材にならねば!という使命感はありませんが、
「仕事の割りに給与足りんわー」くらいのこと言いたいですね。

■まとめ
今の給与には満足してて、転職してもおそらく同等額もらえないからやめたくない

※明らかに自分の仕事と給与が釣り合ってないとき、少しみじめになる。でもやっぱりうれしい。