エンジニアはどこへゆくのか 〜電機メーカ開発者の悩める日々~

組み込み系エンジニア。新卒でメーカに入社してからの日々。思ったこと、考えたことを書いていく。1回転職した。

自分の理想の人生とは。実はそんなに遠くないところにあった。

最近はAIで名を馳せるとAMAZONNVIDIAから年俸2000~3000万でスカウトされるらしいですね。他にも外資系はやっぱり年俸がいいとか、弁理士なっとけば定年がないとか。世の中にはいろんな情報があって、ついつい惑わされます。でも、今更「よし!AIで有名になるぞ!」といった気合も出ないわけで。じゃあ、自分はどんな人生を送りたいか少し考えてみました。

 

さて、早速考えた結果です。たぶん、こんな人生がよい。

 

朝は明るくなったら起きる。子どもたちは学校に行き、自分も仕事をする(ここは別に会社に行ってもよい)。昼は懸命に働き(思い直した。ここは適当でよくて、暇つぶし程度に責任の薄い仕事をしたい)、暗くなる前に家に帰る。16時くらい。子どもや奥さんも帰ってくる(私としては奥さんは働いても働かなくてもよい)。奥さんか自分が料理する。子どもも手伝ってくれる。夕方の早い時間から家族で夕飯を食べる。お酒も少し飲む。今日あった出来事や最近思ったことなどを話す。夕飯が終わったら、子どもと遊んだり、お風呂に入ったりして、21時くらいに寝る。たまには奥さんと晩酌する。

 

そんな日々が続いて子どもは独り立ちして、奥さんと二人になる。二人であんまりお金もかけずに温泉旅行する。子どもの結婚式には出て泣く。そのうち、孫ができてかわいがる。子育てに口は出さないでおこう。だんだんと年を取って、癌になって生前のうちにいろいろ整理して死にゆく。奥さんよりも早く死にたいが、それはそれでかわいそうな気もする。葬式はしてほしい。あとは位牌を子どもの誰かが持っといてくれればいい。墓参りは面倒だろうから墓はいらない。思い出されなくてもいい。

 

なんだか実現できそうな、それでいて今の世では少し難しそうな理想だった。少なくともAIで一角の人物になるよりは実現可能性が高そうだ。別に会社起こす気もないし、世の中を変えたいとも強く思わない。いわゆる普通の幸せで十分なのだ。

 

さて、理想に近づくために、まず単身赴任を解消せねばならない。