エンジニアはどこへゆくのか 〜電機メーカ開発者の悩める日々~

組み込み系エンジニア。新卒でメーカに入社してからの日々。思ったこと、考えたことを書いていく。1回転職した。

新入社員へ贈る自己紹介のやり方。ただしエンジニアに限る。

前回、エンジニアの新入社員に向けてエラそーにアドバイスを書きました。そしたら、アクセス増えてびっくりしています。そこで、調子に乗ってもう1本だけ書いてみようと思います。

とはいえ、しょーもないこと書いてもなぁと思うし、前回と内容被るくらいなら書かない方がよい。ということで思いついたのが自己紹介です。入社後、必ずあります。いろんな場面で、いろんな人に対して、様々な場所で自己紹介をします。第一印象は大切だし、今後社会人として数多ある自己紹介の練習と思ってこなしてください。

さて、自己紹介も様々なので今回は対象を絞ります。「会社の上司や所属する設計室で、3分程度で自己紹介する新人エンジニア」です。

話すべきこと
名前。聞き取れるようにはっきりと。
出身。生まれまたは育ちと大学の場所。大学名を言う必要はなし。
大学時代の研究。分野とテーマ。得意だったこと。

これでよし。
あとはオプションで趣味とか休日何してるとか付けとけばよい。次になぜ上記の項目を話すべきか説明します。

上司や先輩は、あなたについて何を知りたいか考えてください。仕事を任せられそうか知りたいのです。詳細には、正確に物事を伝えられるか、的外れな解答をしないか、任せるなら技術的にどんな分野がよいか、です。それらに対するあなたの答えが大学時代の研究です。どんな分野で何をやってきたか、どんな勉強をしてきたか、どんな実積があるか、得意な分野は何か、素人に対してわかりやすく説明してください。ここで注意すべきは、はしょらないことです。上司や先輩も分野が違うと素人です。わからない専門用語を使うと、こいつは相手に対して適切な説明ができないのか?と思われる可能性があります。

簡単に、わかりやすく、やってきたことを話してください。

次に出身を話す目的を説明します。これはコミュ二ケーションのきっかけです。上司だけでなく先輩も新人は気になるものです。あなたがどんな人か気になるし、話したいのです。そのきっかけとしての出身地です。出身地は誰にとっても話しかけるきっかけになります。また、名前を話していきなり研究ではなく、出身地を話すことで1クッション置くことができます。

最後に注意点を書いて終わります。
ヘラヘラしない。大切な場面でヘラヘラすると信用されません。
フラフラしない。身体の動きは周囲から見るととても気になります。
質問にはイエスorノーで答える。補足説明はその後です。
はしょらない。話が正確かつわかりやすいことは必ず評価されます。

たかが自己紹介、されど自己紹介です。職場の上司や先輩があなたに最大限に興味を示す瞬間です。一生懸命やりましょう。