エンジニアはどこへゆくのか 〜電機メーカ開発者の悩める日々~

組み込み系エンジニア。新卒でメーカに入社してからの日々。思ったこと、考えたことを書いていく。1回転職した。

もうキャッチアップできない気がして。ということから技術屋になってしまったことへの迷い。

エンジニア生活2年目もそろそろ終わりかけです。子どもを寝かせながら特許を読んでます。

昔聞いた話で、理系は積み重ねだというのがあります。定理や数式、原理を積み重ねていき、その上に技術が成り立っているという考え方です。これは正しいと思います。で、技術屋になるにはその積み重ねを理解してないと技術が使えないことになります。原理や数式を身体に覚えさせるってことですかね。イメージできて、使える状態にしておく。

自分を振り返ってみるとそんな積み重ねを悉くサボってきました。そして今、いきなり技術屋として働いています。

つらいですね。わからないところにポッと技術があって、原理を追っていって、やっとわかった頃にはもう必要とされてない時期で、原理忘れてみたいな。

さらに技術は進歩するので日々キャッチアップしていかないと置いてけぼりにされちまいます。しかし、そんな余裕なくて。

原理や定理を押さえるだけでも不十分なのに新しい技術も追っていくなど。できる気もしないです。

あんまりやる気も起きないです。キャッチアップしなくても仕事は困らないんですよ。当面の問題を解決するのに必要ないので。つまり、新規技術のキャッチアップはプラスαということ。

好きでエネルギーと時間もあって、楽しいと思える人じゃないとできないですよ。

あんま興味ない。やっぱり技術屋になったのは失敗なんかなぁ。

迷いでした。