エンジニアはどこへゆくのか 〜電機メーカ開発者の悩める日々~

組み込み系エンジニア。新卒でメーカに入社してからの日々。思ったこと、考えたことを書いていく。1回転職した。

リストラというワードを初めて聞いた。

■入社以来、初めて
先日、開発部門のエライ人が技術屋向けの朝礼で話しました。公の場で生で聞いたのは初です。これまではなんとなく自分には関係ないような気がしていたものの、そんなことはないのです。この先、リストラされない保証はないのです。ドキッとしました。

■リストラ=再構築
先日の話では再構築という意味で話されていました。競争力をつけるために組織のあり方を変えよう。そういった意味でのリストラ(=再構築)です。しかし、再構築した先で競争力を失うと人員削減も選択肢に入ってくるでしょう。

つまり、再構築の順序は下記のようになることが考えられます。本当は並列で進行していくものでしょうが、人員削減は現時点で行わないので順序をつけているようです。

一人ひとりの生産性アップ(時間当たりの仕事量改善)→組織としての効率化(意思決定の簡略化等)→人員削減

■もう人員削減まで行ったら勝ち目ないよね?
個人としても組織としても競争力を付けたのに、人を減らします。ってなったら、もはやその市場では勝てないでしょう。再構築に時間もかかっています。そう考えると、順番が間違っている気がしますね。やっぱりパラレルで進行していくのが正しい。人員削減をしつつ、生産性アップと効率化を最適に近づけて進めていく方が再構築自体が効率的。

文章がややこしいため、整理します。
効果的なリストラ(=再構築)とは並列で生産性アップと組織効率化と人員削減を行い、短期間に結果を出すもの。

■じゃあ、今すぐリストラ(=人員削減)
やっぱりしませんよね。日本企業は人員削減をなかなかしません。いいのか、悪いのか。
そもそも景気のいいときに何百人も雇用するから無駄な人員を整理しなければならなくなるのでは?上の世代を切って中途採用した方が活性化していいのでは?

■まとめ
いろいろと考えられるものの、今はリストラ(=人員削減)の対象にはならないため、ガシガシ生産性を挙げることに専念します。しかし、大企業といえど先はわからんてホントですね。