エンジニアはどこへゆくのか 〜電機メーカ開発者の悩める日々~

組み込み系エンジニア。新卒でメーカに入社してからの日々。思ったこと、考えたことを書いていく。1回転職した。

老人多いですね。新規技術ってもはやいらない?

■ズラーっと並ぶご老人
コンタクトを作るために眼科に行きました。現在使用しているコンタクトで問題は無いため、視力チェックで3分→問題なし。診察で3分→問題なし。つまり、コンタクトを処方されるために必要な時間は6分でした。

しかし眼科に入って、出てきたのは3時間後でした。
なぜこんなに時間がかかるのか。混んでるからですね。土曜日だったから仕方ない部分もあります。しかし。しかしだよ。老人多すぎますよね。
待合室の人口構成を→児童・小・中・高校生1割、青年層(20-40歳くらい)1割、壮年層(40-60歳くらい)2割、老人(60歳以降)6割。

これはもしや日本の人口構成を示しているのでは。そして今後老人はもっと増えていきます。彼らの様子を見ていて思ったことがあります。

iphoneもアプリもいらねーだろ。
ネットとTVの融合とか関係ない世界だよね。

老人は時間があるため、効率性を気にしません。そもそも新しいものに対する学習意欲はないです。世界を広げようという意識もありません。近所や近親者で完結してます。iphoneでゲームなんてちまちましたこともしません。ネットが無くても困りません。TVも12chしか見ません。

彼らに売れるハードウェアって何でしょうね。TV、洗濯機、エアコン、扇風機、電話かな。
でも、今以上に必要な機能ってないよね。スマホやネットとのリンクいらないし。電話もケータイの通話だけあれば十分でしょう。

■エンジニアができること
そんな彼らに売れる製品を作るために。エンジニアができることは。。。コスト削減。
これしかないです。今以上の機能は必要とされていません。そこに資源を費やすのはムダというもの。ならば既に存在する機能をより安く作る。価格で勝負するしかありません。

■結論
コモディティ化ですよね。。。今後エンジニアにとって魅力ある仕事は減っていきそうです。

※追記
ならば楽しそうな分野を作り出して見ましょう。
コモディティ化したハードは放っといて新規の魅力的なHWを開拓する。次の世代が老人になったときに求められるハードウェアを創造する。
などかな。