エンジニアはどこへゆくのか 〜電機メーカ開発者の悩める日々~

組み込み系エンジニア。新卒でメーカに入社してからの日々。思ったこと、考えたことを書いていく。1回転職した。

言わずに伝わるわけがない〜ゆとり世代の問題?〜

■相手の行動をコントロールするには、まず伝えること
他人と仕事をしていく上で、わかっておかなければいけない前提があります。
「他人は自分と違う」ということ。その前提に立つと、他人が次の瞬間に取る行動は不明です。自分なら当然こう動く、ということも他人はどう判断するかわからないですよね。

■さて
最近あった事例。同期と会議室の片づけをしてました。あらかた終わったところで、同期A君と他2人は別室にゴミを運ぶ。全体としてはそれが最終の仕事。仕切り役は会議室にてA君らを待ちますが、他の人はやることもないので解散しました。僕は残っていた備品を返しに行き、そのままデスクに戻りました。

■その後、問題発生
家路にて。A君と偶然会いました。そこでA君に指摘された点。
「なぜ俺(A)の荷物を一緒に持っていってくれなかったのか?」です。しかもご立腹。
どうやらA君は、僕が会議室を出るときにA君の荷物を一緒に持っていってくれると思っていたようです。

■知らねーよ!
そんなこと頼まれてないし、俺は備品を片付けたかった。おまえの荷物なんて知るか!というのが本音ですね。相手が僕じゃなくて先輩でも怒ったのでしょうか。知るか、バカヤローで終わりそうだな。

ゆとり世代の問題なのか?
彼に限らず、同期には「何のアクションをしなくても他人が自分の都合よく動いてくれる」こう思っている節があります。原因はいろいろ考えられますね。少子化もあって親や周囲の人間が自分の気持ちを察して動いてくれた。学生時代に限られた友人で狭いテリトリーで生きてきた。まだ会社でのコミュニケーションに慣れてない等々。

■自分も気をつけよう。
伝えなくてもわかるだろうは危険と感じます。相手はこうしてくれるだろうと考えるのは気をつけます。確実な伝達、コミュニケーションの基本ですね。

■まとめ
おまえが何考えてるかなんて知るか、バカヤロー!