エンジニアはどこへゆくのか 〜電機メーカ開発者の悩める日々~

組み込み系エンジニア。新卒でメーカに入社してからの日々。思ったこと、考えたことを書いていく。1回転職した。

知識がつながり疑問が解決する快感

■研修にて
仕事の山場を越え、研修に行ってきました。上の人達はよく考えてくれていて、この時期に効果的な研修を用意してくれています。

■内容
今まで基礎となる知識もないまま、手探り状態で仕事を進めていました。今回の研修では飛ばしていた基礎を固めることが目的です。

■なぜ今?
基礎→実務の順に進めた方がいいという意見もありそうです。基礎だけバーっとやられても実務経験無しでは理解度少なくなるでしょう。しかし、実務をやって製品が少しわかってきて知識も付いて基礎固め。

■わかる!わかるぞー!
今まであやふやだった部分や、時間がないからおざなりにしてきた部分、そういえばこんなんあったな部分。これらがカチッとハマります。知識として体系化されます。とても快感です。

■で、思ったこと2つ
1、必死のアウトプットは良いインプットを生む

今回の研修が理解できるのは、数ヶ月に渡る実務のおかげです。手探りながらも必死にアウトプットしてきたことで身についた知識が土台となり、深く理解できるのです。もう少し流れを言うと、アウトプット求められる→わからんけど必死にインプットしてアウトプットする→知識付く→研修で体系化される。インプットはアウトプットあってこそだと感じました。

2、研修充実してるね
入社前、大企業は研修が充実してると聞いてました。今回ほどそれを感じたことはありません。実は今回より金のかかった研修を受けたこともあるけども。

製品に携わる各分野の先輩方が僕ら向けに丁寧に説明してくれます。5〜10年目くらいやから、こちらの感覚もわかってくれていてすごくわかりやすい。しかも今回の研修は毎年開催されているため、資料も内容も質が高いのです。特定の製品だけでなく電気全般に使える話ばかりでとてもいい勉強になっています。
設計者はそれだけ期待されていることの証でしょう。

■まとめ
実務に必死に取り組むとインプットも効果的。そして、研修充実してんじゃん、やるじゃん大企業。