外車と国産車に触れて感じた大きな思想の隔たり

■ディーラーに行ってきた
そろそろ車を買おうと思い、ディーラーに行ってきました。初めての体験です。以前からいいなぁと思ってたのがマツダとBMWですね。せっかくなのでどっちも行きました。

■マツダ
・試乗
最近流行りのディーゼルエンジンです。とても快適。滑らかに走行。しかもガソリンより20円/L安いらしい。ステキですね。内装はゆったり空間を演出し、乗り心地もすばらしい。

・ディーラーさんの対応
すごく真面目で丁寧な応対をしてくれるおじさんでした。いろいろと最新の機能が付いてて一つ一つわかりやすく説明してくれました。スイッチオンで定速走行とか高速だと楽ですね。車が賢いのもよくわかりました。

・価格
意外と安い。ディーゼルだから環境関係で税金免除してもらえたり、はっきりしてないけど今年も補助金が出るかもとか。この外観かつ、この乗り心地でこの価格ならありだなぁと思いました。

■BMW
・試乗
内装がしゃれててかっこいい。コクピットみたいでした。メーターやハンドブレーキなんかも一つ一つセンスがいい。遊び心満載で操作するのが楽しかったです。走行もスムーズ。

・ディーラーさんの対応
安全面は力を入れて説明してくれました。他の部分は、○○という機能があって‥みたいな説明ではなく例を交えてイメージを湧かせる感じ。そして、この車に乗るとこんな楽しみがある！というように車自体が持つイメージの良さや乗って得られる楽しさを押してきます。車の存在価値をアピールする感じ。

・価格
マツダより排気量少ないのにン十万高いです。さすが外車。税金の免除もないしね。

■思想の違い
車自体からディーラーに至るまで思想が違うなぁと思いました。

マツダの車はとにかく機能いっぱい！ハンドルにいろいろスイッチ付いとるし。覚えきれないくらい機能が詰まってますよ＝いい車でしょ！って感じ。ディーラーさんもそういう売り方をしてくる。まだまだ付いてる！賢い車でしょ！ってね。

対してBMWはその車が提供する価値を押し出す感じ。車のオーナーになる＝楽しさやおしゃれを満喫できる＝いいでしょ！って感じ。ディーラーさんも車を所有して得られる楽しさを売りにする。乗って感じた経験談とか多い。

■個人的な感想
BMWの方がいいです。マツダのように機能いっぱい付いてるのもいいけど、車に乗ることで得られる価値に魅力を感じる。機能がいっぱい付いてても機能オタじゃなければ付いていけない。でもBMWが提供するのは、楽しさだったりファッションだったりです。直感的にわかりやすい。車を選ぶときも服や靴を選んでるみたいで楽しい。

■まとめ
思想の違いはお客さんに何を提供するかという違いになって現れる。日本のメーカーは機能ではなく価値を提供することを考えてもいいのでは？