エンジニアはどこへゆくのか 〜電機メーカ開発者の悩める日々~

組み込み系エンジニア。新卒でメーカに入社してからの日々。思ったこと、考えたことを書いていく。1回転職した。

職場の飲み会あるなら仕事以上に気合入れてけって話をする。

■飲み会はめんどくさい
歓送迎会のシーズンもそろそろ終わりでしょうか。ここんとこ飲み会ラッシュでした。強制ではないものの、新人は断ることなどできません。全参加です。もちろん二次会も。

しんどいですね。特に水曜なんかにやられると翌日仕事になんない。やめてほしい…。残業ばかりで疲れてることもあり、早く帰りたかったです。まだそんなに馴染んでないし。

■しかし、行かねばならないわけがある
新人だから、という理由以外にも行かねばならないわけがあります。それはポジティブな理由。

■エピソード
先日の飲み会はエライ人の隣でした。僕は幹事ではないです。特に話すこともなく、ボケーとしてました。お酌もあまりしなかった。
でも、隣ということもありエライ人がいろいろ話してくれました。飲み会についても。

要約するとこう→
エライ人は飲み会で見ている。特に幹事を。直属の上司よりももっと上の人は必ず見ている。なぜなら、幹事とは仕事の縮図である。

幹事に求められるもの。
•コンセプトを決める企画力
•場所、人、料理など考える計画力
•最適なお店を探す調査能力
•予算と満足度を考えるコスト感覚
•お店と交渉する交渉力
•考えたことを実行する行動力
•想定外のトラブルに対応できる判断力
などなど。

確かに仕事に求められることと同じです。それ以上かも。

つまり、幹事ができる人=仕事ができる人という図式が成り立つのです。

■ホンマかいな
なるほどなぁと思って聞いてました。ホントに見てるのか?という疑いもあったので。しかし、ホンマらしい。

違う部署の飲み会で幹事をしたTさんは、その幹事っぷりがすばらしかったらしい。下調べや調整に力を入れつつ、それは見せない。進行っぷりも完璧。と、それを見ていた他部署のエライ人は、一緒に仕事したことないのにTさんを欲しいと言ってきたそうな。ガチだったらしい。

■見られているからには
見られていることは間違いないようだ。仕事ができるかどうか、品定めされている。普段直接関わる機会の少ないエライ人達は飲み会で評価する。

これってチャンスなわけで。手抜いてらんねぇよ。ボケーとしてらんない。ぜひ幹事をやりましょう。

■注意
以上の話からすると、大手チェーンで飲み放題&コースは評価が最悪だ。仕事も手を抜くやつだと思われかねない。

■良い例
行ったことない店、店の雰囲気がいい、料理がおいしい、店員の対応が良い、しかも思ったより安い、二次会も含めて進行がスムーズ。

仕事と同じで実行するのはむずかしいですね。しかし、仕事以上にがんばりましょう。それだけの価値があります。