エンジニアはどこへゆくのか 〜電機メーカ開発者の悩める日々~

組み込み系エンジニア。新卒でメーカに入社してからの日々。思ったこと、考えたことを書いていく。1回転職した。

ドライブする力

■今の職場に配属になったときの話
開発系でトップの偉い人が、10分程度の講和をしてくれました。

設計に必要な力として、挙げていたものがあります。
「目的地までドライブする力」

■車で例えると
ドライブというだけあって、車で例えると話がわかりやすい。
車でドライブに行く場合、目的地を設定します。現在地を把握します。時間の見積もりを立てます。目的地まで行くルートを選択します。しかし、実際にそのルートを進んでいくと事故で道が塞がっていました。その場合に迂回するのか、迂回するならどのルートを進むのか決めます。進んでいくと、今度は同乗者の体調が悪くなってきました。休憩するのか、そのまま進むのか判断します。…と、このようにして、最終的に目的地に到達しなければいけません。

設計屋も同じです。目的が設定されて達成する手段を検討します。実際に検討を進めてみたら、問題が生じました。解決して先に進めます。と、今度はコストダウンの圧力が…。解決して先へ。最終的に目的を達成しなければいけません。

■なるほど
始めに話を聞いたときは、なるほどなあ、と思っただけでした。しかし、最近思うのは「ドライブする力」は本当にうまい例えだと。

■「ドライブする力」とは具体的にどんな力か?
ドライブする力は、総合的な力です。どんな力か細分化すると
→計画力、時間管理力、判断力、行動力、リーダーシップ…

■何が言いたいか
自分の能力ってわかりにくいんです。計画がうまくいったときは、計画力ありそうな気がします。うまくいかないときは、計画力なさそうな気になります。また、どんな能力が必要なのか、わかりにくいですよね。

そのときは「ドライブする力」で、自分の能力を例えてみましょう。←これが言いたい事。

以上。