エンジニアはどこへゆくのか 〜電機メーカ開発者の悩める日々~

組み込み系エンジニア。新卒でメーカに入社してからの日々。思ったこと、考えたことを書いていく。1回転職した。

会社の平均年齢を調べる。電機メーカは40代越え。上がったねー。

メーカに勤めてて、前職は40~50代多いなと思っていました。現職はもっと多いなと感じています。実際のとこどうなのか。手元にあった四季報(2018秋)で調べてみました。

 

日立製作所:41.7

東芝:43.5

三菱電機:40.2

 ・ソニー:42.3

パナソニック:44.6

・シャープ:44.6

富士通:43.3

NEC:43.4

オムロン:44.1

キヤノン:43.5

・リコー:44.0

・OKI:43.6

ブラザー工業:41.8

セイコーエプソン:43.8

キーエンス:35.9

日本電産:39.5

ルネサスエレクトロニクス:45.3

・パイオニア:43.2

横河電機:44.9

アドバンテスト:45.2

ファナック:41.5

ローム:39.5

・京セラ:41.6

村田製作所:40.1

三菱重工業:39.5

川崎重工業:38.4

コマツ:39.3

日立建機:38.0

・クボタ:40.5

ダイキン工業:40.0

 

トヨタ自動車:39.2

日産自動車:42.5

・アイシン:39.0

デンソー:43.4

マツダ:41.0

・ホンダ:44.9

・スズキ:39.9

SUBARU:38.4

 

四季報をぱらぱらとめくりながら書き出していきました。電気関係のメーカを多めに。

 

思うこと。電機メーカは平均年齢高くて、40代中盤くらいですね。僕が新卒で入社したころは、その辺の会社の平均年齢って、38~40歳くらいだったと思います。それから7年たってるので、大体そのまま年齢層が上がったとすれば納得はできます。電機は一部の会社がリストラしてたけど年齢高いね。一方、自動車はいまだに38~40歳くらいなので新卒や若手の採用が多く、代謝がいいのでしょうね。

 

ここで思う。平均年齢45歳の会社がイノベーション起こせるか?

平均が45歳ですよ、20年戦士ですよ。ベテランの域です。もう頭固いよね。新しいことを思いついても、それにブレーキをかけるためのいろんな制約も同時に思いついてしまいます。経験が邪魔をするのですね。

 

また、45歳にもなると元気がない。身体もどっか悪いし、無理をしてまで失敗するか成功するかわからないことしたくない。だから、イノベーションは難しいでしょう。新しい知識を持って、健康で元気もある20~30代とイノベーションの勝負したって負けるでしょう。

 

さらにポストも詰まってしまい、優秀な若手を育てるポストがなくなってしまう。30代の社員は自分のキャリアがどこまでいけるかわかるからね。がんばれば社長までいける!というのと、がんばっても課長なれないだろう。では全然やる気が違いますよね。

 

企業もそれをわかっているから、40歳以上はリストラしたいんだろうね。

 

しっかし、キーエンス若いなあ。