エンジニアはどこへゆくのか 〜電機メーカ開発者の悩める日々~

組み込み系エンジニア。新卒でメーカに入社してからの日々。思ったこと、考えたことを書いていく。1回転職した。

もっと簡単に作れてもいいと思うんだよ。

試作の話です。モノづくりの会社なんだから試作はもっと簡単に早く作れてもいいと思うんです。 

特に基板。手続きとルールめっちゃ多い。部品データ作るのに3日もかかる。さらにパターン。アウトソーシングしちゃってるから、ちょっとしたパターン引くのもメーカにやってもらって時間かかる。小さい基板でも作りますよ宣言してから3週間から1ヶ月かからないと手元に来ません。おまけみたいな小さい基板と電源基板が同じ手番とかそんなのおかしいでしょ。

試作なんて、問題発生→対策→改善を盛り込んで試作→問題発生→対策→また試作でどんどん良くしていった方がよいと思う。

今回の話は企業がでかいと機動力がなくなることを示しています。基板試作に関連する部門としては、設計、試作の手配する部門、調達部門、部品の実装性を見る部門、工場、パターンメーカと数多くの部門が関わるのでやっぱり時間はかかるし、手続きも多くなりますよね。ある程度しかたないとしてももう少し簡単に、かつ、早く作れるようにしてほしいものです。

しっかし、パターンも引かない回路設計者ってホントに設計者って言えるんかな。